SDGsに取り組むための3つの視点

SDGsが経営に与えてくれる「付加価値の差分」はなにか

SDGsの何番と何番に取り組んでいます、といういわゆる紐付け(マッピング)は、サステナビリティに経営が取り組む上で重要な第一歩です。ただ、ほとんど多くの経営者がそこで止まってしまって思考停止します。

しかし、例えば水を節約しています(Goal 6)、女性の活躍を応援しています(Goal 5)といった個別の取り組みはすでに政府も企業も過去何十年にわたってやってきたものです。ほとんどのことは、SDGsなどという体系がなくとも企業は取り組めるし、実際取り組んでいるのです。

SDGsを経営に取り込む、ということは遥かに紐付けを越える価値があると思っています。そして、SDGパートナーズは、SDGsが経営に与えてくれる付加価値の差分として、(1)時間的逆算思考、(2)論理的逆算思考、そして(3)リンケージ思考という3つの重要な思考方法をご提案します。いずれも2015年頃には非常に新しい考え方でしたが、いまや「バックキャスト(逆算)」は人口に膾炙していますし、「SDGsドミノ」も一般的な用語となってきました。

詳しくは「SDGs思考」をお読みいただければと思いますが、このウェブサイトではそれぞれについてさわりだけでもご紹介します。

(1)時間的逆算思考
(2)論理的逆算思考
(3)リンケージ思考